今日の1冊。

アフターダーク
作者 村上春樹
昨年デビュー25周年の記念にふさわしい傑作品として刊行された1冊です。今までの「僕」という一人称の語りから今回は第三者が語り出すとゆう、村上作品では珍しい(初めてなんでしょうか?)形となっています。内容は二人の姉妹マリとエリ(お姉さんは小さな頃からモデルをやるほどの美人で妹も美人でなくはないのだが、何故か少し暗め)の話が交互に行き来し、そのふたりのやりとり(と言っても直接ではないのですが)と1人の男の子高橋(この人はその姉妹を2人とも知る人物)とのやりとりが絶妙です。今までの村上作品とは作風ががらりと変わってとまどいを覚える方もいるかもしれませんが、私はこの作品もまた今までと違った感じがとても気に入っています。
テストも終わったらまた読んでみようかな(^^♪