雨の中、迫り来る危険。
はい、ご存知の通り教習日記2日目です。
第2話(輪)ブレーキのきかない女
昨日に引き続き、今日も内回り・外回りと順にやてみる。
おや、なかなかうまく行ってるんじゃないか?なんて、思ったのもつか沼。
そんなのあたりまえだ。
「はい、じゃ今日は次進んでみましょうか〜」
あ、そうよね。まさか復習して終わりじゃないよねぇ〜
今日のメニューは右折・左折。まずは、左折。
「まだ、ちゃんと前見れてないからしっかり見ようね」
おい、私、いったい私は何処を見てるんだ。
このままじゃ、お前が見るのは地獄だぞ。
とは、まさかこの切羽つまった状態で考えられるわけもなく、
私の脳内はパニック状態。
がたん。
あ、やってしまった。本日1回目の路肩落ち。
先生も苦笑い。これもまた経験。(負け惜しみ)
なんとか、右左折はマスターする。(超減速するけど)
これは1コマ目の話。
次に2コマ目・・・
先生、強面。コ・ワ・モ・テ。怖いぃ〜
「はい、じゃあ何処まで進んだか見せてねぇ」
…なんだ、優しそう。
ところが、やっぱり見た目は大事だ。
「(優しい口調で)あなた、アクセル思いっきり踏んでないね〜。じゃ、踏んでみようか」
鬼ーーー(>_<)
ぐーーーーーーーーん、キイーーーーー。(急ブレーキの音。)
「あなた、女の子なんだから、ブレーキは優しく踏んであげないと。そもそも、ブレーキ踏むの遅いよ。ちゃんとブレーキ効くように、早めにブレーキ踏んであげないと」
そう、私は「ブレーキのきかない女」なんだ。こういった理由から。
アクセルが怖くて踏むことができない、けれどブレーキもうまく踏めない。
先生はこう言う。
「あなた極端だねー」
確かに。
僕の苦悩はまだまだ続きそうだ。
☆おまけ☆
今日、学科の若い先生が「そうすると、」を「そうしゅると、」と言って一人でウケていた。むなしい1日。