自動車の世界

さかのぼること、日曜日。ある1冊の雑誌が私のお店にはなかった。発売日が不定期なので、とある老夫婦が尋ねた時に
「発売日がわからないので、また月曜に出版社連絡の上入荷しておきます」と伝えた。
30分以上たって、また別なお客様が同じ雑誌を尋ねてきた。ので同じように答えた。すると、そのお客様は激怒した声で
「もう出てるわよ!ほかの店で買ってる人みたんだから!そっちで買うわよ。」
疲れもたまっていたせいか、かなり落ち込んだ。この日まで働いていて1番やめたい日だった。
どうして、人は「お客」になった途端態度が大きくなるのだろう。もちろん、売る側でも態度の大きいつわものもたまにいたりするが(笑)。←いや、これは笑いごとじゃないんだけどね。クレームくるぜ。
はっきり言えばこの2人目に聞いてきたお客さまみたいな人は、私からしてみれば失ってもかまわないお客様だ。けれど、そうゆうわけにもいかない。我慢するしかないのだ。我慢することは然程苦痛ではない。もっと苦痛なのは…
そういったお客様もいるかと思えば、とても丁寧で私が案内したあと「忙しいところ、悪かったねー。ありがとうね」
など、と声をかえてくださるお客様だ。なんで、こうも人は違うのか。お客様に対して腹をたててしまう私もまだまだなのか。そんな、わけで日曜日の夜は少し憂鬱だった。
事務所に戻ると私以外の社員が談笑をしていた。私もパソでメールを打ちながら、話に少し加わりそんな中次長にこの愚痴を少しこぼしてしまった。
次長は私が元気がない、ともう1人の社員にふり2人は「何かおもしろい話」をしてくれた。
この2人が言う「何かおもしろい話」というのは最後は絶対下ネタになる。最初からのときもある(笑)。
けれど、私が元気ないのを気遣ってくれたのが私はとてもうれしかった。
環境が大事だ、と本当に思う。私は本当に恵まれた環境に今いるのだな、と思う。
正直、拘束時間の関係でツライと思うこともある、それでもやめずにいられるのは本当に環境がいいからなんだろうな。
ありがとう、次長。ありがとうHさん。本当に救われました。

しかし、夜遅くまで話してしまったため昨日は店長のモーニングコールでおきた。
涙が出た。

とってもやさしい店長。その店長にも迷惑をかけてしまい申し訳ない。自己嫌悪です。
その上体調不良。
体調が優れないのは本当に怖いことだと思った。

こんな恵まれた環境に甘えている私は本当にだめだめになってしまうかもしれない。
たぶんほかの店なら、そうとう怒られているかもしれないし、最悪の場合1人早番(私が朝礼やったりなんやりする)だったかもしれない。
あー、あまちゃんだ、自分。