チャイナシンドローム。

聞いたことの無い人が名前だけ聞くと、なんじゃこりゃ。中国かぶれ?とかいろいろ思うかもしれませんが違います。アメリカの原発で事故が起きて核の融解物が地中に滲みたらウランはとても重い物質なので下に沈み、格納容器の鉄を溶かし、その下のコンクリートも溶かし、さらに地面・岩石も溶かしアメリカの地球の反対側の中国に突き抜けてしまうという、ブラック・ユーモアがこの名の由来。原発を所持している新潟県にとって、冗談にできない話題なのです。google,yahooで調べてみたら同名映画のページしかない…。あ、フリー百科事典『ウィキペディア』に載っていました。
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炉心溶融原子力発電所などにおいて原子炉が耐熱限界を上回る高熱により融解、破損することである。想定されている事故の中で最も深刻な過酷事故。

事故を想定し、原子炉には緊急炉心冷却装置が必ずついています。もし事故が起きたときに通常と別系統で一気に炉心に水を注入する装置だそうだ。だが、実際事故がおきたときにきちんと作動するだろうか。と今回読んだ「君達の地球はどうなっているのか そして、どうなっていくのか」とゆう本の著者山賀進さんは疑問を投げかけている。
ドイツは、電力の発電方法を国民が選べるそうだ。水力、火力。原子力または風力か。
発電所や政府、国に危機管理もろもろをゆだねすぎている私達はいつ事故にまきこまれてもおかしくないし、そんな無責任な私達はもしかしたら国などに危機管理の責任を問い詰める権利なんてないのかもしれない。選ぶことをしようとは言わないけれど、自分はもっと学ばなければいけないのだと思った。


1999年9月30日に東海村で起こったJCO核燃料加工施設臨界事故。これが日本で初めて起こった臨界事故だそうだ。国際原子力事象評価尺度 (INES)なるものがあって今回のこの事故はレベル4(事業所外への大きなリスクを伴わない事故)。以下参考ページ。
原子力事故について

ちなみにチェルノブイリ原子力発電所爆発事故(1986年)はレベル7(深刻な事故)。